ドラえもん のび太と緑の巨人伝 2008/03/28 (Fri)

見てきました！緑の巨人伝！
キー坊がめさめさ可愛かった～！！！
いや皆可愛かったけどね。

「つづきは～」に詳しい感想があるんで、興味がありましたらどぞ。
ただ、ちょっとぐちぐち言っちゃってたりもしてるんで、気にならない方だけ見てやって下さいませ。

諸々泣きどころはあったんだけど、しょっぱなＯＰから既に涙目に…どんだけ涙腺弱いんだわしorz
あとキー坊がママのお洗濯を手伝ってるシーンとかもキタ。
勿論終盤盛り上がるべきとこも泣けたけど。

あーでも、全体的な感想はというと、「面白かったけど最後の方が解り難かった」かな。
うーん、なんとなくは解るんだけど、子供には難し過ぎるんじゃないのかなあって感じ。テーマ云々ではなく。
あとナウシカを彷彿とさせたな。
メ―ヴェみたいな乗り物とか森の構造とか森の民とか。

それから、至るところの説明が省かれまくってたのがなあ。
いや、それはそーゆーもん、と思えば見るだけなら問題ないんだろうけど…それは勝手な妄想の補完だしなあ。
あの緑アンテナ（ドラえもんの道具の双葉の形したやつ）もそう。
結局作中ではなんの説明もなかったもんなあ。あれを使ってるシーン、森がさわさわーとして気持ち良さそうってのは解るけど、一体何をやってるの？と訊かれたら解らんわな。
パンフレットには書いてあったけどね、植物と心を通わせるって。
あと、捕らわれたキー坊に水をあげるシーン。
泥水？に浸かったら体がみょみょーんてなったけど、やっぱり理由が解んない。あれはそーゆー液体なんだって思えばそれでいいんだろうけど…うーん…私が頭固いのかなあ。
他にもいっぱい謎なままのものが多かった。
翻訳コンニャク使ってないのに言葉が解るのもなー

あとはキー坊があんまり落着きがなくって、どこまで知能が上がってるのか不明だった点が。最後、いきなり演説したり、旅立ちの意思をのび太に告げるとこでびっくりした。てか違和感が…
キー坊の言葉を「僕たちが解るようになったんだ」ってゆーのなら、もっと幼い感じで話させるとか、話す内容そのものをレベル落とすとか。
だってそれまでは言葉も話せずにキーキー言って走り回るだけで、こう言っちゃ悪いけど知識が高いようには…いや可愛かったけど！
精神年齢３～５歳がいきなり１０～１３歳位になったように見えたからさ。


とか言ってるけど、そこを除けば面白かったとは思う。
特に、野比家の温かさとか、子供たちの友情とかには泣かされた。
ジャイアンは相変わらず映画だと優しくてカッコイイし、のび太はずっとキー坊を守るために一生懸命だったし、スネ夫もヘタレつつも見せ場はあったし、しずかちゃんもさり気ない優しさがあってよかった。
しずかちゃんとリーレがちょっと打ち解け掛けたシーンではうるっときたよ。鉄人兵団といい、女の子同士の友情も好きなんで嬉しかった。
そんで最後の最後でパパが「いいよ、おいで」ってドラえもんに照れながら言ったのもすっごくよかった。うん。

て事で、細かい部分を気にしないで、そんで最後のややこしい展開も流せるならまあまあ面白かったかな。
作画も、いきなり別人？って思った箇所があったけど（それともそーゆー演出だったのかな？謎）、あったかい感じでよかった。リーレの目の輪郭？だけが赤だったのも違和感なくて綺麗だった。すごくいい感じ。ＥＤで皆が笑顔になってくのもじわっとしたよ。
最後の方はなんだかんだいって泣いちゃったしな。

なんか文句ばっかりになっちゃったけど、それだけ期待が大きかったって事で…
映画館に見に行って損したとかは全然。むしろ行ってよかったとは思えたよ。
来年もリメイク？決定みたいだし、楽しみだなー

あ、そういえばのび太のメガネなしの顔（てゆーか目）が、なんか美少年っぽくてびっくりした。え？そんな顔だったっけ？みたいな…
でもかわいかったな～